KATO Showhey

profile

加藤笑平/Showhey Kato

1983年、東京都葛飾区柴又生まれ。2005年より熊本県・天草市、2014年より福岡市在住。
東京都立八王子工業高等学校応用デザイン化卒。品川技術専門校建築住環境設計科中退。

高校時代より美術、絵画、写真、テキスタイル、木工、工芸、デザインを学び建築家を目指すも大事故で頓挫。

それをきっかけに絵画の魅力を再考し制作を重ねる。
以後小学校や中学校などでのアートワークショップを通じてものづくりを通した言葉を越えたコミュニケイションを体感する。
その流れで2004年に訪れた天草の離島・御所浦島での芸術家集団”またたび”としてワークショップを経験。 初めての九州、初めての天草の土地に感動と心底に残る言い知れない何かを持ち帰る。 その後一年間何回か往復し、天草をもっと知らなければ天草と向き合うことはできないし、地に足が着かない、東京にももう住みたくない、という思いから移住を決心する。

その直後に描いた御所浦の生きる糧と場所を求めて泳いで海を必死に渡る猪を自分に重ね合わせた作品”GO HOME”が公募展に入選し売れ、喜ぶ。その時に絵は一生描き続けようと決める。

2005年夏より天草市の佐伊津町の元製材所に部屋がくっついたような家に移り篭って絵を描く。
しかし、なにかモヤモヤとしたものがたまり、ふと、この場所で自分に出来る事は何かと考え、近所のばあちゃんが毎日畑に歩いて通う後姿を見て「なんて美しいのだろう。俺は、いまここでできる事をしよう。ここで展示をしよう」となり 2006年夏から「ゆっくりとした時間の流れ、日常に潜む美」を根幹に家をリノベーションして”天草在郷美術館”を開始、主宰。
以後、天草の方とよその人の美術を介した交流の場として機能させられるよう運営を続けた。

個人では天草を拠点に徐々に関東と九州で展示を続け、2008年に「生まれ育った東京と今住んでいる天草の距離感を体感したい」という思いから”東京天草徒歩のたび”を二ヶ月間で実行。
その年あたりから絵画と映像、廃材、土や塩、煤や錆などを用いたインスタレイション+パフォーマンスという形態を本格的に実行し始める。

天草在郷美術館は2013年3月の展示を最後に休止したが、新たな〈場〉をうみだそうと日々躍躍としている。
現在は福岡に拠点を移し、共同アトリエkarma studio に制作場所を置きながらも各地の現場で制作をし、展示するスタイルを行っていた。
2020年に天草から望んでいた野母崎半島の野母崎樺島町に移り、野母崎樺島製塩所を立ち上げ、塩を作りながら現場にてを描くことを大事にしているいる。